Pro版では、ボーカル MIDI 変換機能を使用してオーディオからピッチと歌詞を抽出し、ノートに変換できます。
オーディオは伴奏の混ざっていないソロボーカルである必要があります。
変換後のノートとピッチ制御点は、ノートグループとして配置されます。
¶ 1. オーディオのインポート
オーディオをインポートし、オーディオトラックを作成します。
ARA プラグインのフル ARA モードでは、オーディオをインポートすることなく DAW 上のオーディオクリップを読み込むことができます。
詳細は「フルARAモードのセットアップ」をご覧ください。
¶ 2. トラックの選択
変換後のノートは選択されているトラックに挿入されます。
変換後のノートグループと重ならないよう、変換したい場所にノートがないことを確認してください。
¶ 3. ボーカル MIDI 変換
オーディオを右クリックし、[オーディオをノートに変換] を選択します。
以下のメニューを設定できます。
- ノート検出感度：下げると大きい音のみを、上げると小さい音も検出してノートに変換します。また、発音の検出の細かさも変化します。たとえば、テンポの早い曲では感度を上げるとより正確に検出できることがあります。
- ノートを半音単位で配置する：オンにするとノートが半音単位で配置されます。オフではノートが25cent単位の微分音で配置されます。
- 歌詞を解析：チェックすると、オーディオの歌詞を解析しノートに反映します。
- 抽出したピッチをノートに反映：チェックするとオーディオのピッチをピッチベンドに反映します。変換後のノートはマニュアルモードになります。
- 言語：[歌詞を解析] がオンのとき、歌詞の言語を選択できます。「オート」を選択すると自動的に歌詞の言語を検出します。
- マルチスレッドでの解析：マルチスレッドを使用して解析速度を向上します。