再生や停止などのトランスポートを操作して、作業内容を確認します。
再生は、指定した「再生位置」から始まります。また、リピート再生がオンになっているときは、指定した範囲が繰り返し再生されます。
¶ トランスポートの基本操作
トラックエリアまたはピアノロールエリアに、以下のようなトランスポートコントロールが表示されます。
- 再生：再生位置から（リピート再生がオンのときはリピート範囲の先頭から）再生を開始します。
- 一時停止：再生を一時停止します。再生位置は「一時停止後の再生位置」設定に従います。
- 停止：再生を停止し、再生位置をリセットします。
- リアルタイム入力：MIDI 入力デバイスを使用して、再生しながらノートを入力できます。
- 曲の最初へ移動：再生位置をプロジェクトの先頭に移動します。
- 曲の最後へ移動：再生位置をプロジェクトの最後に移動します。
- 一時停止後の再生位置：オンにすると、一時停止した場所で再生位置（プレイヘッド）を保持します。オフの場合は再生を開始したときの位置にリセットします。
- リピート再生：リピート再生をオン／オフにします。
- メトロノーム：再生中のメトロノーム音をオン／オフにします。
設定パネルの [リアルタイム入力] > [リアルタイム入力時のみメトロノームを有効化] がオンになっている場合は、リアルタイム入力時のみメトロノーム音が出ます。
トランスポートコントロールは、トラックエリアやピアノロールエリアを操作しているときのみ、操作中のエリアに表示されます。
¶ 再生する
- 再生を開始する：トランスポートコントロールの [再生] ボタンをクリックします。（またはSpace）
再生中、[再生] ボタンは [一時停止] ボタンになります。 - 一時停止する：トランスポートコントロールの [一時停止] ボタンをクリックします。（またはSpace）
- 停止する：トランスポートコントロールの [停止] ボタンをクリックします。（またはCtrl+Space／Command+Space）
¶ 再生位置の移動
- 指定した場所に移動する：トラックエリアまたはピアノロールエリアのルーラーをクリックします。
- 曲の最初へ移動：トランスポートコントロールの [曲の最初へ移動] ボタンをクリックします。
- 曲の最後へ移動：トランスポートコントロールの [曲の最後へ移動] ボタンをクリックします。（またはCtrl+End／Command+End）
¶ リピート再生
- トランスポートコントロールの [リピート再生] ボタンをクリックして、リピート再生をオン／オフにします。
¶ リピート範囲の調整
- トラックエリアやピアノロールエリアのルーラー上で、リピート範囲のマークを横向きにドラッグして長さを調整します。
¶ リピート範囲の移動
- トラックエリアやピアノロールエリアのルーラー上で、リピート範囲の帯を横向きにドラッグして移動します。
¶ MIDI デバイスを使用したトランスポート（Pro版のみ）
MIDI デバイスを使用して再生をコントロールする方法は「MIDI キーボードを使用する」をご覧ください。